エンボスキャリアテープとは・・・

@ エンボスキャリアテープには部品の種類により様々なものが使われています。

A. エンボスキャリアテープの材質

エンボスキャリアテープの検討に当たって始めに決定するのが材質です。 

 

・導電PS(導電性ポリスチレン)---ESD(静電気敏感性デバイス)用に最も

一般的な材料。

 

・導電PC(導電性ポリカーボネイド)---耐熱を求められるESD用の材料。

 

PS(ポリスチレン)---静電気対策が必要の無い部品用の材料。透明性の

高いものもある。 

 

PET(ポリエチレンテレフタレート)---テーピング後の検査など特に透明性

が必要な材料。


 

その他PP(ポリプロピレン)などが使用されていますが、ポリスチレンまたは

ポリカーボネイドに集約が進んでいるようです。 


 B. エンボスキャリアテープの製法 

材質の次は製造装置を決めます。製造装置により、コスト(製品と金型)、

ポケット部の精度に大きな差があります。


 

・ロータリ式---ポケット成形金型を円筒面上に配置し、加熱した原料シート

を巻き付けて真空圧により成型する方式。設備や金型によりますが、最も精度

が高いもの、最も生産性が高いものはいずれもこの方式で開発されています。

しかし少量生産時には割高になります。


 

・間歇(カンケツ)式---開閉する型を有し加熱した原料シートの送りと成型を

交互に行う方式です。真空圧で成型するもの、圧空エアーで成型するもの、

パンチとダイの型で成型するものなど多種類あります。小型の金型のものは

生産性には劣るものの金型代が廉価で手軽に生産できます。


 

・一貫生産方式---ポリカーボネイド製のテープでは、原料シートを使用する

代わりに、樹脂原料を用いて装置内でシート成型からエンボステープ加工まで

一貫で行う装置が開発されています。大量に使用される場合は、意外な低コスト

でお届けできます。 


C. エンボスキャリアテープのお問合わせからお届けまで

日本国内では一般的に、部品の図面と仕様を伺い、部品に合ったポケット形状を

設計し、専用金型を製作して、試作・確認・製造・供給となります。

この間、テープ設計に1週間、金型製作に2週間、試作確認に1週間で5週目から

の生産供給開始となります。

 

これに対し、弊社では2,000種類以上のオープンツールと呼ぶ共用金型があります。

もし貴社の部品がこのオープンツールのテープで使用できるのでしたら、金型の製作

は不要です。


オープンツールのお問合わせ→  toiawase.gif