テーピングは自動組立装置への部品供給のための包装形態です。
電子部品のテーピング包装は、今私たちの身の回りにあふれている
電気回路部品の組立を劇的に改善しました。昔のラジオや電話を想像
してください。個々の真空管や電気部品の端子を個別に配線していま
した。それが今やプリント基板に部品を搭載して一度に半田付けする
ことにより、はるかに沢山の部品がとても小さくまとめられています。
昔の方法では達成できないシロモノです。そして、この回路基板の組立
を担う装置で使用されるのがテーピング部品なのです。
大量の部品を小さなスペースに搭載するには多品種の部品を密集させて
供給する必要があります。テーピングはプリント基板に部品を自動で
搭載する装置に最も効率よく供給する方法です。
A.
☆テーピングには種類があるの?
歴史的に複数のテーピング方式が開発されてきました。テーピングは、
様々な製品に組み込まれる電子・電気機器の要求から、配線を担うプ
リント基板や部品搭載後の半田付けの開発と共に発展してきました。
始めに抵抗やダイオードなどの、両端にリード(外部配線端子)が
取り付けられ一直線状の部品を並べて、規格で定められたピッチで
その両端を粘着テープで止めました。アキシャルテーピングです。
このテーピングでは部品は装置に水平に供給され、装置内で部品の
両端でリードを切って取り上げ、下方に曲げてプリント基板に挿入
されます。
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